どうして疲れるの?体が冷えるの?肩がこるの?
実は貧血かも
 貧血とは、血液中の赤血球や血色素が少ないことを言います。
貧血になると赤血球が不足し、酸素が充分に運ばれなくなり、身体は酸素不足になってしまいます。
酸素不足がおきると細胞では充分なエネルギーを生み出すことができず、抹消の冷えやめまいなどの原因になります。
 また、疲労の素である乳酸が身体にたまりやすく、肩にたまると肩こりをおこし、さらに、いろいろな疲れの原因になります。
 このため、顔色が青白く、めまい、立ちくらみ、なんとなく疲れやすい、手足の冷えなどがあらわれます。
しかし、貧血の症状は出ていても、自分が貧血だと意識しない場合があります。ひどくならないうちに、手を打ちましょう。
ミネラル・ビタミン補給は、
疲労素(乳酸)を取り除き、活力を生み出します!
 疲労の素である乳酸を取り除くためにも、また、貧血で不足している酸素を効率良く使い、活力(エネルギー)を生み出すためにも、亜鉛、マンガン、などミネラル補給、ビタミンB1などのビタミン補給がとても大切です。
どうして貧血になるの?鉄不足だけではなく、
ミネラル、ビタミン不足にご注意!
 貧血の原因として鉄分の欠乏がよく言われますが、ミネラル類(亜鉛、銅、コバルトなど)やビタミン類(ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸、ビタミンAなど)が欠乏しても赤血球や血色素が減少し貧血が起こります。
 特に女性は生理で血液を失うため、貧血になりやすく、また、無理なダイエットや偏食なども貧血の原因になっています。
意外に多い亜鉛欠乏性貧血!!
〜亜鉛が不足すると赤血球膜が破れやすくなる〜
 貧血と言えば、鉄分が不足しておこる鉄欠乏性貧血が有名ですが、貧血には亜鉛が不足しておこる亜鉛欠乏性貧血もあります。
 学術報告によると、一般女性6200名を対象に行われた調査で、11%に貧血が認められましたが、そのうち約48%が、鉄のみの補給では症状が改善されず、鉄と亜鉛の両方を補給したときの症状が明らかに改善され、亜鉛欠乏性貧血であったことがわかりました。
現代女性は、造血に必要な
鉄・亜鉛の不足が心配!
 下の図でわかるように、亜鉛の一日の必要量は成人で12mgですが、日本人は約9mgしか摂っていません。さらに、若い女性の摂取量は約6.5mgと必要量の約55%しか摂っていないことになります。これと同時に鉄も欠乏傾向にあるので、鉄も亜鉛も不足が心配されます。
 
貧血の方の栄養補給には、タンパク質、鉄分はもちろんのこと、亜鉛も同時にとることが、新しい赤血球を速やかに作るうえでとても重要です。
ミネラル 1日の必要量 一日の摂取量 充足率
亜鉛 12mg 一般 9.0mg 約75%
若い女性 6.5mg 約55%
11mg 一般 11mg 約100%
若い女性 8.0mg 約75%
カキは昔から女性の強い味方です
 中国薬学の大著『本草網目』には、牡蠣(カキ)肉の効能の一つとして「婦人の血気の流れをよくする」、また「肌のきめを整える」と記されています。
 牡蠣には造血に欠かせないビタミンB12や葉酸、鉄、コバルト、その他のビタミン類やミネラル類が豊富に含まれており、東洋医学では古くより滋養強壮に用いられ、貧血の改善、美容にも役立てられていたといわれています。
貧血で失われたお肌に輝きを取りもどすために!
〜牡蠣を食べるとどうしてお肌が輝くの?!〜
 お肌の大切な成分であるコラーゲンが合成されるためには、たんぱく質と亜鉛などのミネラルが必要不可欠です。
ところが、貧血では亜鉛が不足のためコラーゲン合成が遅れ、汚れたコラーゲンが長く肌にとどまります。そのため、お肌はカサカサしたり、くすんだりします。
 
亜鉛、マンガンなどを補給すると新しいコラーゲンが次々に作られ、お肌はみずみずしく、スベスベになります。亜鉛を豊富に含むオイスターは、貧血に良いだけではなく、とても良い美容食でもあります。
牡蠣(英語名オイスター)は、牛レバーや牛肉より
多くの鉄や亜鉛を含んでおり、鉄、亜鉛補給にも優れています。
食品 含有量
亜鉛を多く
含む食品

(100g中)
かき 73.1mg
牛肉 1.3mg
あわび 1.7mg
鉄分を多く
含む食品

(100g中)
かき 5.1mg
牛レバー 4.0mg
ほうれん草 3.7mg